ジャックジャンヌ 根地黒門 感想
ジャックジャンヌの感想もそろそろ佳境。今日はネジ先輩の感想です。今日はきっといっぱい語るよ~~~。w
ネタバレしかないので未攻略の人はバックでおねしゃす。
ネジ先輩、声は岸尾だいさくなんだけど、これが もうもうもーーーーーう!!超はまり役。ぶっちゃけ、色んなイベントでだいさく先生(だいさくに先生付けると別の人っぽいな。。。。汗)お見掛けするんだけれど、ポテンシャル持てあましすぎちゃって、何て言うか、才能の無駄遣いなときがあって。。。
だけど今回の役はもう、だいさくの為に作られたキャラと言っても過言ではないくらいで!もうまさに、ネジ先輩はだいさくで、だいさくはネジ先輩でした。wほんとジャックジャンヌ、アニメ化してくんないかな?ただの乙女ゲームコンテンツで終わらせたら本当にもったいないと思う。(カテゴリーは乙女ゲームだけど内容的には万人受けする話だと思うから)
ネジ先輩は、外見もかなりエキセントリックな感じで、第一印象では これまた、無いなぁ‥‥って思ってたんだけど。wだって、パンチの効いた紫色の髪の毛だし、変な外はねパーマだし、ずっとハイテンションでしゃべってるし、体もくねっくねしてるし。←偏見。w でも蓋を開けてみたらもう、本当にただの天才でした。w
よく、乙女ゲームって彼は天才だって字面では見るのに、その天才具合を目の当たりにすることってほぼない(だから、私みたいなタイプは 本当に天才なのかよ?コイツ。って勘ぐっちゃう。w)んだけど、ネジ先輩は、正真正銘天才肌の人間でした。
ジャックジャンヌの舞台、年に何度も行われる舞台の脚本、作詞、演出、衣装、出演と、一人で何足ものわらじはいちゃうスゴイスペック人間。(実際、この作業のほとんどを石田スイ先生が一人でこなしてて本当にビビってる。しかも立ち絵とかスチルとかほぼ描いてるんでしょ?何人いるの?5人組ユニットなの?w)
序盤に、 ネジ先輩に誰もいない舞台に連れて行かれて それこそネジ先輩が演じる一人5役?みたいな演技をするのを間近で見る機会があるんだけど、もう、だいさくの演技力の凄さったら。そういえば公演ごと演じるキャラも、毎回タイプが違うんだよね。謎の占い師だったり、賑やかしだったりw「金色のキラメキ♪」←結構好き、牛だったり、妾だったり。その度、演じ方ももちろん違うわけで。・・・あ、でもそう考えるといっつもネジ先輩の脇で演じてる鳳君も何気に役のふり幅広いけど。www
ただ、本人が天才なだけに、人に求めるものも多いというか。結構、舞台の稽古でも希佐に無茶ぶりとかしてくるんだよなぁ。「おはよう」エンドレスとか。w
でもそんなネジ先輩の無茶ぶりにも健気に答える希佐。ホント、先輩からしてみたらめっちゃかわいい後輩だろうな。白田くんだったら「え、嫌ですよ。」の一言だもん。w
ネジ先輩の裏方作業って文章だけでなく、美術や衣装のデザインもなんだけど冬公演だけでなく希佐の衣装はなかなかに露出度攻めて来るので内心ドキドキしました。。。関係ないけどネジ先輩って、女役やる時 いつもおっぱい大きいんだよな。先輩の偏った女性感からくるものなんだろうけど。それにしてもあのドミナの胸ってどうなってんだろうね?ちょっとパフパフさせてほしい。←
ネジ先輩は練習着用のTシャツも、笑わせてもらった。w寿々TとかカイTとか。w ちょっと山行ってくる・・・w今回出てこないだけで、実はフミTや白田Tも描いてるんだろうか?w
あれ見て、そういえば高校の頃、ジャージの背中とかに絵描いて先生に怒られたわーとか思いだした。w
でも、普通の高校生で終わらないのがネジルートですよ。ナニかありそうよねとは思っていたけど、なかなかに重いバックボーンがございました。生き急ぐように何かを生み出しているのはそのせいか。 そして、それはネジ先輩が希佐に惚れることで真実になる。ネジ先輩はただの人になった。
個別ルートに突入して本当だったら季節はクリスマスだし普通の乙女ゲームならキャッキャうふふの大イベントが待ち構えてるはずなのに、ネジ先輩のルートのこの重苦しさはなんだ?女だと分かる前は、あんなにも情熱的に「希佐」って呼んでくれたのに、抱くつもりで口説いてきたのに(あくまでエチュードの話ねw)人のこと試すようなことして、「あぁ・・・・・女だ」って 突っ返された時、泣きそうなくらいに傷ついた。もうもう、だってもう この、「女だ」っていうときの言い放ち方がすっごく冷たいんですよ。あああ・・・拒絶されたんだ・・って、希佐の声も震えてた。
でも、先輩は勘違いしてるよね。希佐が女だったから、他のことが何も手につかなくなったって口にしてたけど、きっと希佐が男でも惚れておぼれて何も書けなくなっていたよ。そんなこと、何も書けなくなってボロボロのネジ先輩には言えないけど。
海のシーン、予感がした。お父さんの話を聞いた時、こんな展開になるだろうって予想はしたけど、希佐が精いっぱいの力で止めようとするシーンはやっぱり泣けた。
実は今までずっと 最終公演のシナリオ、手抜きじゃんって思ってたの。w
公演がある度に、次のシナリオはどんな話なんだろう?どんなキャラクターが出てくるんだろう?って毎回公演内容を楽しみにしてきてたのに、これが3年生たち最後になる最終公演だっていうのに、これじゃ普段の君らの焼き直しじゃん。石田スイ先生、新しい脚本書くのしんどくなっちゃったのかな?とか思ってた。 ←ヒドイ
でも、ここにつながるんだね。どうにも書けなくなってしまったネジ先輩が、なんとか希佐たちとのクォーツでの学生生活を別の要素に置き換えることでなんとか書ききった作品なんだね。すごく、ストンと納得いったかな。
ネジ先輩って、バシッと決めるのは柄じゃないと思っているから、すぐにおちゃらけちゃうんだけど、決めるところは決める男ですよ。w 最後のプロポーズは、ちょっと個人的には高校生の希佐には重いな―って思ったけど、あの海の一件があった二人だもの。もう、この先は結婚しかないよね。。。でもネジ先輩にしてはシリアスだったから、グッと来た人も多いんじゃないかな?
私個人では ネジ先輩のセリフで一番グッと来たのは冬公演の前にチッチの役作りで苦戦する希佐に、女を出させるために「コクトと呼んで」と、口説かれたシーンかな。彼にとっては演技だったのが、ちょっと悲しいけど。w
その後の慌てて素に戻って「あと1秒で服を脱がせるところだったよ!あっはっは、おまわりさーん!ここでーす!ぼくですよー!」っていうのも好き。www